どうして長時間労働がなくならないのか?

読書記録

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。

どうして残業が減らないのか?私なりに考えてみました。
ずばり、簡単な解決策なんてものはないというのが私の結論です。。

ただ、みんながライフも充実させたいという強い意志を持つことが、
残業時間の削減、ライフワークバランスの実現につながると信じたいと思っています。

女性が働きやすい会社とは、みんなが働きやすい会社

最近、私の身の周りで、仲の良いワーママさんの退職、転職が相次ぎました。

みんな理由は同じです。

「子どもとの時間をもっと大事にしたくなった。
仕事に復帰して2~3年経つと、どんどん残業時間が増えていき、保育園も延長保育が当たり前。
帰宅してからは、子どもを寝させるために、お世話だけをしている毎日。
何のために働いているのか、わからなくなってきた。」

私もワーママになって感じますが、
いくら『子どもの育児』という家庭の事情があったとしても、
周りの人が疲れた顔をして残業をしていたら、帰りにくいんですよね。。

女性が働きやすい会社とは、みんなが働きやすい会社であり、
みんなが長時間労働ではなく、ライフワークバランスのとれた生活をすることができる会社なんだなと強く感じています。

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』を読んで

それでは、どうしたら残業は減るのか?

そのヒントを求めて、『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』というビジネス書を読んでみました。


この本に書いてある答えは、こうです。

どうしてフィンランド人は平日、4時や5時に家に帰るのか。答えはとてもシンプルだ。「仕事は好きだし、責任感を持って仕事をきちんとしたいが、就業時間内に終わらせて、それ以外の時間も大切にしたい。」

『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか』P.112

えっマインド?

そう思ったのは私だけではないはずです。

どうやったら、この膨大な業務を就業時間内に終わらせられるのかそれを知りたいんだよ、と。

でも、そんな魔法のような解決策はないんだということを本書は伝えているのかもしれません。

PCの時短テクニックを使うとか、そんな小手先のテクニックで解決できる話ではない、と。

本書では、残業を減らすためには、定時後のお楽しみを設けることが大事であり、フィンランド人がいかに、仕事以外のプライベートを重視して、日々を楽しんでいるかが紹介されています。

趣味を楽しんだり、スポーツに励んだり、友達に会ったり、生涯学習に通って勉強したり…そんな生活ができれば、幸福度も確かに上がりますよね。
(フィンランドは2018年に幸福度ランキングで世界No.1となっています。)

先に遊びの予定を入れてしまい、よっぽどのことがない限りそれを動かさないように決めてしまうと、なんとしてもそれまでに仕事を終わらせようと頑張ります。
そういうマインドが、まずは必要だということなのかもしれません。

産休前の自分と、育休後の自分の働き方の違い

私も産休前の時代には、自分のためにすべての時間が使えていたので、
なんだかんだ残業前提のスタンスで毎日働いていたように思います。

平日に予定を入れるという発想がなく、
〇時までに仕事を終わらせたい、という気持ちはありませんでした。

今考えると、毎日目の前に積まれた業務をこなすのに必死で、
忙しすぎて、思考停止しているような状態だったのだと思います。

しかし、ワーママとして復帰してからは、保育園お迎え時間という1日の締め切りができました。

そのため、ゴールから逆算して、時間内にできることを考え、
重要な仕事と削減できる仕事(緊急度の高くない仕事)を見極める重要さを感じています。

振られた仕事をそのままこなしていると、絶対に時間内に終わらないと早々に気付いたからです。

さいごに

残業を減らすための魔法の秘策なんてものはない、これが私の考えた結論です。

でも、仕事以外の生活(今の私にとっては子どもとの時間)を大切にしたいという強い気持ちを持ち続けていくことは、現状を変えていく力になるのだと思います。

まずは自分のマインドが、自分の目の前の業務を変化させて、
チームとしての業務にも影響を与えていく…

そのマインドが広がっていくと、残業削減のアイデアも集まっていき、次第に大きな変化につながっていくのかもしれません。

小さなところから大きなところへ。

まずは、自分のマインドを、周りに流されず、強く持っていこうと思います。

『子どもとの時間が大事!定時に終わる働き方をする!』

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