『こうやって頭の中を言語化する』に学ぶ、忙しい毎日に効く3分ノート術

読書記録

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。

「自分の気持ち、うまく言葉にできないな…」

そんなもどかしさを感じること、ありませんか?

私もそのひとり。

でも最近出会った1冊の本が、そのモヤモヤに小さな光をくれました。

今日は、忙しい日常にそっと取り入れられる「3分ノート術」についてお話しします。

最近読んだ一冊『こうやって頭の中を言語化する』

『こうやって頭の中を言語化する』(荒木俊哉)

コピーライターである著者が、自分の頭の中を言葉にする技術について書いた一冊です。

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こうやって頭のなかを言語化する。 [ 荒木 俊哉 ]
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その中の一文——
「コピーライターとキャリアコンサルタントは似ている。相手の言葉を引き出すような人だから」
という言葉に、私は強く惹きつけられました。


実は、以前からキャリアコンサルタントという資格に興味がありました。

どう生きたいか。自分の強みは何か。

悩んでいる同僚があまりにも多く、
そんな人たちに寄り添える存在になりたいと思っていたからです。


さらに、女性がもっと活躍できる会社にするには、
働く女性陣の“相談相手”が必要だと、日々実感しています。


けれど、今の会社で私のような女性についてくれているメンターは、男性ばかり。

奥さまが専業主婦で、仕事に全力投球してきたタイプの方が多く、
どうしても、育児や家事との両立に悩む女性たちの気持ちは届きづらい——

そんなもどかしさを感じてきました。


だからこそ、私が目指したい。
「話を聞いてくれる、わかってくれる人」になりたいと思ったのです。

まずは、自分自身の“言葉”と向き合うことから

とはいえ、今の私には資格取得に挑戦する余裕はありません。

しかも、自分自身の言葉をうまく引き出せていないのに、
他人の言葉を引き出すなんて、到底できないとも感じていました。


そんなとき出会ったのが、この本に紹介されていた「言語化ノート術」でした。

言語化ノート術とは?

無理なく続けられる“超シンプルノート術”として紹介されているこの方法は、たった3ステップ。

①ためる:「できごと+感じたこと」をメモする

日々の中で起こったことと、それに対して感じた気持ちを記録します。

②きく:なぜそう感じたのか、3分間書き出す

①で書いた内容に「なぜ?」を足して、3分間、頭に浮かぶ言葉をひたすら書き出します。
思考を止めずに、とにかく書くことが大切。

③まとめる:「結論」を1行で書く

今の自分なりの結論を、短く一文でまとめます。
この「抽象化」の作業が、一番難しく、そして一番学びが深い部分です。


実践してみて気づいたこと

私は、①のメモを手帳に書く習慣は少しずつ身についてきています。

でも、3分間の“書き出す時間”を確保することが、思ったよりも難しい。

さらに、最後の「まとめ」の一文が本当に難しくて……
自分がいかに抽象化するのが苦手かを思い知らされました。


でも、それと同時に「私は自分のことをまだよく知らない」と気づくこともできました。


言葉は、自分と人をつなぐ

このノート術を続けていけば、
自分の中にある“言葉の種”が育っていく気がしています。


そしていつか、誰かの心に届くような言葉を使えるようになる日が来るかもしれない。

そんなふうに思うと、ちょっとワクワクするのです。


おわりに:3分は、つくれる

正直、毎日3分を確保するのは簡単ではありません。

でも、SNSをダラダラ眺めているその時間をほんの少しやめれば、
3分なんてすぐにつくれるはず。


まずは「言語化ノート術」を小さく続けてみる。

「言語化の習慣化」を、今の私のテーマにしていこうと思います。


いつか、困っている誰かの良き相談相手になれるように——
まずは、自分自身の心の声にしっかりと耳を傾けていきたいです。



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