ビジネス書『とにかく仕組化』を読んで、社会に貢献することを考え直しました

読書記録

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は、『とにかく仕組化』というビジネス本を読んで考えたことをお話をしたいと思います。

はじめに

私は本屋さんが大好きで、少し時間ができると本屋さんに立ち寄ります。

先日、話題の本の棚に並んでいるビジネス本をふと手にとりました。普段はあまり読むことのないジャンルの本です。

『人の上に立ち続けるための思考法 とにかく仕組化』(安藤広大)


社会に対して貢献すること

冒頭の文章を読んで、わたしの頭にはクエスチョンマークでいっぱいになった。

「替えの利かない人」は今の位置
「歯車として機能する人」は人の上に立てる

『人の上に立ち続けるための思考法 とにかく仕組化』冒頭部分より抜粋

「歯車」と聞くと、あまり良いイメージを持ちません。私もはじめは、会社の言いなりになって働くことが、組織に依存して働くことが、どうして大事なんだろう?と疑問に思ったのです。

この本では、個人の力が重視されている傾向にある今、『社会に対して貢献すること』の大切さが何度も強調されています。

最近は、みんなが自分のことばかり、自分の利益ばかりを優先しすぎている。確かに、個人の時代だが、世の中は自分中心では動いていない。腰を据えて1つの組織を大きくしていくマネジメントを軽視してはいけない。

と警告してくれています。

私は、はっとしました。

確かに、インターネットやSNSが普及して、個人で稼げるという話題が多くなってきており、私自身も個人で発信することにチャレンジしたいと思ってこのブログを始めました。

でも、世の中はたった1人で大きなことをやってのけることができないようになっていて、集団では、1人ではとても手に負えないような大きなことができるのだということを忘れず、組織の「歯車」として貢献することも大事なのではないか、そんなメッセージがこの本にはつまっています。

ここで言う「歯車」とは、その組織で求められていることを察して、実行に移し、会社の仕組化の一助を担うことだったのです。
属人化するのではなく、仕組化を整えて、組織の中で替えが利くようにしておくことは、逆説的に優秀な組織になるのだと述べられています。

属人化が許された世界もある

この本では、属人化するのではなく、仕組化を整えて、組織の中で替えが利くようにしておくことは、逆説的に優秀な組織になるのだと述べられています。

しかし、一方で、属人化が許された世界もあるのです。

それは、家族や友人関係です。

私自身、子どもを出産して、産休育休をとって、子育中心の生活に変わりました。

育児は特に属人化しています。

子ども達の「ママでいい~!ママじゃないとだめ~!」という言葉は、まさに属人化されている象徴の言葉です。

とてもやりがいのある仕事で、この子たちには私しかいない、と気が引き締まります。

でも、育児の目的であるこの子達を幸せにしてあげたいという気持ちは、結局我が家、家族の目標でしかありません。

少し視野が狭くなっており、自分たちの利益を優先しがちになっていることに、この本を読んで気付きました。

今の会社で頑張りたいという決意

この本は、わたしが、今の会社で働く意義について改めて考えるきっかけにもなりました。

育児にはお金がかかるから…お金を稼がないと生活に困るから…そんなスタンスで働いていたら、仕事は楽しくない辛いものにしかなりません。

とりあえずこの本を読んで考えた3つのことを念頭に、今日から目の前の仕事を頑張りたいと思います。

  • 属人化しないチーム(替えの利くチーム)をつくること
  • 会社に対して愚痴を言うのではなく、自らの手で仕組みを変えること
  • 少しでもえらくなって仕組みを変える力をもつこと

これは、子どもとの時間を大切にしながら、仕事を続けていく自分が働きやすい職場作りにもつながるとも感じました。
(結局は自分の利益を考えてしまっていますが…笑)

さいごに

改めて、自分の会社の企業理念を確認しました。

うん、企業理念に共感できる。

転職のことは考えずに、目の前の仕事に専念しよう、そう決意させてもらったこの本に感謝したいと思います。

「社会のために」という広い視野を持ち、今の会社で良い歯車となることが、組織のため、社会のためになり、未来の子ども達のためになるのだと信じて。

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