『「好き」を言語化する技術』が教える、感情を細分化するコツとは?

読書記録

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。

最近読んだ『「好き」を言語化する技術』についてお話します。

『「好き」を言語化する技術』(三宅香帆)


この本では、自分の感想を言葉にする「ちょっとしたコツ」が紹介されています。

重要なのは、「自分の言葉をつくること」だと著者は述べています。

「好き」を語るのに必要なのは、読解力や観察力ではなく、妄想力

つまり、良かった理由について、自分が昔好きだったものを引っ張り出し、妄想を広げていくことで、自分だけの感情を言語化できるということです。

他人の意見に流されず、自分の感情や思考に真剣に向き合い、感情を細分化することが大切だと強調されています。

この考え方は、ブログを書いている私に深く響き、夢中で読了しました。

自分の言葉をつくるための3つのプロセス

  1. よかった箇所の具体例を挙げる
    <どこに>心を揺さぶられたのか
    <どういう>感情を抱いたのか
    <どうして>その感情を抱いたのか
  2. 感情を言語化する
    ポジティブな感情を抱いた理由を考えるヒントを探す
    ①自分の体験との共通点を探す<共感>
    ②自分の好きなものとの交通点を探す<共感>
    ③どこが新しいと感じるのかを考える<驚き>
  3. 忘れないようにメモをする

言語化とはいかに細分化できるか、です。

細分化を極めれば、オリジナリティがうまれます。

このプロセスを通じて、自分への理解も深まり、他者の魅力にも気付ける力が養われるのです。

自分の行動を振り返ると、「やばい」と言ってしまうときは、焦っていてつい口から出てしまう、という状況が多いような気がします。

思考が停止してしまっているんですね。

私は、この本を読む前から、子どもたちの前で「やばい」という言葉は使わないように気を付けていました。

なんとなく子どもに使ってほしくない言葉だから、と考えてのことだったのですが、何もかも短絡的に「やばい」という言葉で済ます人間にはなってほしくないからだと、気付くことができました。

自分の頭で考え、自分の言葉を紡ぎ出すことは、時間がかかるし、簡単なことではないです。

でも、自分の感情や思考、もともと持っていた言葉を見失わないように、親子で肝に銘じていきたいと思っています。

さいごに

ブログなどでアウトプットをしている方には、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

自分の言葉が出てこない理由が、普段からいかに自分の頭で考えていないかを実感させられます。

自分の感情を細分化して「好き」を言語化することは、誰かの受け売りではなく、自分軸で生きることにもつながると感じました。

ぜひとも『「好き」を言語化する技術』を読んで、著者のメッセージを受け取ってみてください。

他人の言葉と距離をとろう、自分の言葉をつくろう

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