こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は『男性中心企業の終焉』(浜田敬子著)を読んで考えた、ワーママとしての私の今後の目標についてお話したいと思います。
私の職場に、ワーママのロールモデルはいない?
私の職場には、子どもを育てながらもかっこよく働く女性の先輩がいます。
入社してからずっと私の憧れの存在です。
ですが、出産してからすぐに職場復帰し、近所に住んでいる両親の手を借りながら、残業対応も当然というスタイルで働いていました。
他にワーママとして働いている先輩も、みんな同様に男性と同じレベルの残業をしながら働いている方だけが職場に残り、その働き方についていけない人は、辞めてしまうというのが現実でした。
長時間労働が前提となっている私の会社では、女性も男性並みに働けるかどうかが、女性が管理職になる暗黙の条件となっているようにさえ感じます。
先輩世代のこうした働き方自体が、私たちにとってはプレッシャーになっているのです。
しかし、ロールモデル不在を言い訳にしていても何も解決しません。
「社内に目指すべき先輩が見当たらない」「私には無理…。」と私自身ずっと思っていましたし、他にもそう感じている女性社員はたくさんいると思います。
そのため、私はワーママとして復職してから、「ああいう働き方だったら自分にもできそう」と思われるようなロールモデルを目指したいと考えていました。
両親に頼ることもできず、自分の手で子どもを育てながら、その範疇で仕事をしていける人が出てくれば、もう少し女性も働きやすい職場になるのではないか、と思ったのです。
『パッチワークモデル』を目指す
でも、『男性中心企業の終焉』を読んで、そもそも、その目標が間違っていたということに気づきました。
なんとおこがましい目標であったんだと。
仕事と子育ての両立についての価値観は、人によって違います。
子育てという生活をどれだけ重要視するのかという考えも違うのです。
なので、誰かの『ロールモデル』になりたいと考えること自体間違っているのだと思います。
そこで本書では、「パッチワークモデル」というものが提唱されています。
一人の人に全部投影するロールモデルでなく、自身の状況によって「お手本」は変えてもいいし、つまみ食いのように社内外合わせて数人の「いいとこ取り」をして、パッチワークのように自分で繋げればいい。例えば子育てと仕事の両立ならこの先輩、仕事の進め方ならこの人、リーダーシップならこの人、というように。
男性中心企業の終焉P.240
私も、社内にロールモデルとなるような人がいないと思っていましたが、誰かを100%真似するような生き方は、おそらく自分を満足させられる生き方にはなりません。
尊敬する先輩方の好きな部分を取り入れて自分なりのパッチワークモデルを作り、このワーママ生活を乗り切ることが、今の私が目標とすべきところなのだと思います。
そのためにも、まず身近にいるワーママの先輩からたくさん話を聞いて情報収集していくことが、今の自分にできることだと気付けました。
最後に
私は育児が好きです。
子どもと一緒にいられる時間はそう長くないからこそ、今現在の子どもとの時間を大事にして、子どもは自分の手で育てたいと思っています。
この自分の気持ちを大事にして、仕事中心のハック術だけではなく、子育て中心のハック術も身に着け、いつか後輩にもパッチワークモデルの一部として採用してもらえるような、そんな存在になりたいと思います。
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