都会のオアシス根津美術館で『燕子花図』を楽しむ

ママのリフレッシュ

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。

2024年4月のママの息抜きデーは、根津美術館に行ってきました。

根津美術館とは?

日本や東洋の古美術品が展示されている、南青山に位置する根津美術館。

隈研吾さんが設計したユニークな建物、広大な日本庭園も魅力的なスポットです。

2024/4/13(土)~5/12(日)の期間中、国宝『燕子花図』(尾形光琳作)が展示されています。

住所  :東京都港区南青山6-5-1(表参道駅から徒歩10分程度)
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
 ※オンラインの日時指定予約が必要
定休日 :月曜日・展示替期間・年末年始 
     ただし月曜日が祝日の場合、翌火曜日

国宝・燕子花図屏風

今回のお目当ては、1ヶ月限定で公開されている、国宝『燕子花図』(尾形光琳作)です。

高校の日本史の資料集にも載っていて、強い記憶に残っていました。

1階の展示室に入り、しばらく進むと、

想像以上に大きな大きな『燕子花図』とご対面できます。

あまりに大きくて、少し離れたところから見ないと、その全体図をとらえることはできません。

金屏風に群青色と青緑色の2色のみを使用して描かれたこの作品。

現代のグラフィックデザインにも通ずる構成、レイアウトであると解説されていました。

近づいてみると、迷いのない筆の勢いを感じます。

こんなに大きな屏風に、本番一発勝負で筆を入れる…

綿密な計画をもとに、自信を持って、楽しんで描く尾形光琳の姿が目に浮かびました。

庭園は都会のオアシス

庭園に出ると、燕子花が咲いていました。

私が訪れた4月中旬は、まだポツンポツンとしか咲いておらず、少し寂しい様子…。

もう少し経ったら見頃になるかな~。

いつか見ごろの時期に、たくさん咲いた燕子花も見てみたいです。

庭園は広いので、全てを散策するためには1時間ほど見ておくと良いかと思います。

館内にある地図を片手に、ゆっくり散策してみてください。

都会のど真ん中に突如現れた、自然いっぱいのオアシス。

リラックスできて、癒される異空間でした。

その他の参考情報

休日の混雑具合

私がチケットを予約したのは12時~13時の回。

12時半に訪れた時には、混雑なくスムーズに入館することができました。
(退出する14時頃は入り口に入館待ちの長蛇の列がありました。)

庭園にあるカフェは大行列だったので、カフェを利用したい方は朝早めがよさそうです。

お客さんは、外国人と年配の方が多かったです。

外国人観光客が増えていることを実感するとともに、

日本の伝統文化に興味を持っていただけていることにちょっと嬉しくもなりました。

コインロッカー

1階と地下にたくさんのコインロッカーが並んでおり、無料で利用できます。

荷物を預けて、身軽な装いで美術館を楽しむことをおすすめします。

ウォーターサーバー

なんと、1階のトイレ付近には、ウォーターサーバーが設置されており、

誰でもコップでお水を飲むことができました。

ちょっと一息つきたいときにありがたかったです。

日本のことばずかん いろ

根津美術館のお土産コーナーにあった『日本のことばずかん いろ』

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今回、私が見た『燕子花図』も掲載されており、群青色について説明されていました。

帰って早速、子どもたちとこの本を読んで、お話をします。

ママは今日、この絵を見てきたんだよ~!

群青色って、紫っぽい青色のことなんだって。

外国人お客さんたくさん来ていてこの屏風じーっと見つめていたよ。

群青色は英語でなんていうの?

『ultramarine』だって!
群青色とultramarine、印象が全然ちがうね。

いつか姫ちゃんと太郎ちゃんも一緒に本物を見に行こうね!

そして、今リビングには、『燕子花図』のカードを飾っています。

我が家で愛用している『七田式 名画カード』に、『燕子花図』もありましたよ。


さいごに

我が家の子どもたちがもう少し大きくなって、学校の教科書に『燕子花図』が出てきたら、

子どもたちを連れて、また根津美術館を訪れたいと思います。

私自身、歴史で学んだときには、何の興味も持てなかったのですが…笑

実際に目の前で見ると、やはり感動がありました。

『燕子花』、『尾形光琳』の名前は二度と忘れないでしょう。

子どもたちにも、本物に触れ、興味を持ってもらえる機会をたくさんつくってあげたいです。

特に今回、たくさんの外国からの観光客と一緒に『燕子花図』を鑑賞して、

日本で育ったというアイデンティティを育む必要性を感じました。

日本の文化を楽しく学んでいけるようにサポートし続けていきたい、と決意を新たにした1日でした。

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