こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は、私のイチオシの育児書。
草野絵美さんの『親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て』を紹介したいと思います。
現代のワーママの背中を押してくれる、最高の一冊です!
育児書『親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て』
著者の草野絵美さんは、2児(出版(2022年4月)当時、9歳、0歳)のママです。
草野さんはなんと学生のときに結婚出産。
子育てしながら、大学を卒業、会社勤務、アーティスト活動を経験されています。
想像を絶する大変さだろうなと、それだけで頭が下がる思いです。
「ネオ子育て」って?
そんな草野さんが提唱されているのが「ネオ子育て」です。
親が常に自分をアップデートして、子どもの知的好奇心を伸ばし、ともに成長していく。
このマインドを「ネオ子育て」と名付けました。
『親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て』P.4
ポイントは親子ともに成長するという点でしょうか。
子どもの成長・教育だけにスポットを当てるのではなく、親も一緒に成長する必要があることが強調されています。
この育児書をおすすめするポイント3選
私が、この育児書をおすすめする理由は3つあります。
①詰め込み教育ではなく、子どもの知的好奇心を大事にしている
②インターネットや動画も積極的に取り入れている
③親自身のアップデートを大事にしている
下記で、詳細を説明していきます!
①詰め込み教育ではなく、子どもの知的好奇心を大事にしている
草野さんはご自身を「教育ママ」と自称しながらも、教育の目標は、有名大学への進学や子どものIQをあげることではないと明言されています。
親の役目は子どもが「ハマるもの」を見つけるお手伝いをすることなのです。
親としてできるのは、子供が知識を得たときの表情をしっかりと読み取り、興味に即した本を用意したり、ゆかりのある場所に出かけたり、専門家に話を聞きに行ったりするなど、「導く」ことだけです。
『親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て』P.76
そして、親も一緒にハマる!
私自身、子どもが産まれてから、姫ちゃんと一緒にディズニープリンセスの世界にハマり、太郎ちゃんと一緒に電車(新幹線)の世界にハマりました。
子どもがハマっていると、自然と親もそれに詳しくなっていくのですが、子どもの興味を深堀するには、親の知識を増やすことは必須です。
特に、まだ字も読めない幼児相手だと、親がいかに勉強して、子どもに語りかけてあげるかで、世界の広がり方が違うと感じます。
独身時代、出張でよく新幹線を利用していたのですが、確認しているのは時刻だけ。
何の種類の新幹線に乗っているかなんて考えたこともありませんでした。
今なら「はやぶさだ~!こまちだ~!」と子どものようにテンション高く乗れると思います笑
本書には、草野さんの息子さんのハマったもの、その興味の広げ方が具体的に書かれてあります。
読んでいると、草野さんの子どもへの深い愛情が伝わってきて、心も温かくなりました。
②インターネットや動画も積極的に取り入れている
現代の子は、インターネットが当たり前の時代です。
iPadやゲームや動画をどう子どもに与えるかは、親の共通の悩みかと思います。
草野さんは、iPadやNetflix、Youtube、SNS、ゲーム等を過度に禁止するようなことはしていません。
むしろ、「教育エンタメ」をストックして、上手に利用されています。
そんな中でも、親がコントロールできる範囲で、というのを徹底されているところがポイントです。
本書には、iPadのコントロール方法、オススメのNetflix動画等具体的に記載されていて、我が家でも子どもがもう少し大きくなったら導入してみたいなと思う内容が盛りだくさんでした。
③親自身のアップデートを大事に
そして、この本の最大の特徴が、親自身の成長に重きをおいている点です。
親自身が人生を謳歌することが、子どもたちと良好な関係を築くために必要なのだと明言されています。
子どもが産まれても自分の人生を謳歌し続けていきましょう。
子どもは、親の背中を見て育ちます。
私たち親が我慢ばかりの人生を送っているよりも、チャレンジ精神あふれる姿勢でいたほうが、子どもたちの人生観にもきっといい影響が出るはずです。
『親子で知的好奇心を伸ばすネオ子育て』P.203
私も子育てをしている中で、モットーとしている言葉があります。
『子は親の鏡』
これは、世界中で有名な育児書『子どもが育つ魔法の言葉』(ドロシー・ロー・ノルト)の言葉です。
子どもは、1番身近にいる親からの影響をダイレクトに受けます。
子どもに勉強をしてほしければ、親が勉強している姿を見せる。
当たり前のことのようですが、実践するとなると難しい…頑張ります。
また、本書では、親自身のアップデート方法の1つとして、『価値観を更新すること』が挙げられています。
私の勤めている会社では、最近「多様性」や「変革」といった言葉をよく耳にします。
今後一層、個々の特性が尊重され、多様性を柔軟に受けとめる力が必要となるのでしょう。
「昔は〇〇だったなぁ。」
なんて小言を言うおばさんにはなりたくありません。笑
子どもと一緒に、いろんな国・時代のコンテンツに触れて、私も自身の価値観を常にアップデートするように意識していきたいと思っています。
さいごに
「経済的に苦しいから仕事辞められない…」
「子育てで忙しいから自分のやりたいことができない…」
なんて諦めの言葉を言い訳に、毎日を過ごしがちです。
でもそうではなく、自分自身の人生を謳歌するために仕事をしているんだ!
そんなマインドで、私も日々励んでいきたいと、この本を読んで決意した次第です。
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