こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。
最近読んだ一冊の本が、私の気持ちにすっと寄り添ってくれました。
タイトルは『さみしい夜にはペンを持て』(古賀史健)。
“日記を書くことで、自分の本音に気づける”というメッセージが込められたこの本。
読んでからというもの、日常のちょっとした出来事を「話す」「書く」で整理するよう意識しています。
今回は、久しぶりに会った友人との会話をきっかけに、この本の教えを実践して見えてきた“自分の本音”について書いてみたいと思います。
『さみしい夜にはペンを持て』を読んで感じたこと
週末に久しぶりの友人とランチ。
その後、カフェをはしごして、なんと6時間ぶっ通しでおしゃべりしてきました!
さすがに疲れはしたものの、気分はスッキリ。
まさにこの本で言われている“頭の中を大掃除するような気持ちよさ”を体感しました。
思っていることを、ただ「話す」だけで、こんなにもスッキリするんですね。
でも、本の中にはこんな言葉もありました。
「現実は何も変わっていないし、問題は何も解決していない」
本当にその通りです。
仕事のこと、子育てのこと…たくさん悩みや愚痴を吐き出しましたが、吐き出しただけで、現実の状況が変わったわけではありません。
ただ、私は「話した」あとに、そこで得た気づきや、自分の気持ちをノートに書き留めました。
話すことと、書くことは、やっぱり違うんですね。
「話す」ことには、あまり考えが伴わない。
でも「書く」ことには、考える力が必要になる。
本の中でそう語られていた言葉に刺激を受け、その日のうちにノートを開き、友人との会話を振り返りながら、自分自身の考えを深掘りしてみました。
たとえば——
・どのくらい仕事に時間を費やしたいのか
・どのくらい稼ぎたいのか
・どのくらい子育てを重視したいのか
仲の良い友達とはいえ、すべてを率直に言えるわけではありません。
だからこそ、自分の本音を言葉にして整理する時間がとても大切だと感じました。
そうして書き出していくうちに、
「結局、私も友人も、それぞれが自分の好きなように生きているんだな」と気づいたのです。
不満があるときもあるけれど、それでも「自分で選んでいる」——。
そう思えた瞬間に、どこか覚悟が決まったような気持ちになりました。
***
考えて、言葉にするって、本当に大切ですね。
うちの子どもたちは、まだ日記を書くには少し早い年齢。
だから、夜寝る前には「今日楽しかったこと」を話すようにしています。
そのときに、「なんで楽しかったの?」「誰といたの?」など、少し深掘りするような質問を心がけています。
わたし自身の“質問力”も上げつつ、
子どもたちにも「自分の思いを言葉にする力」を育んでいけたらいいな、と思っています。
さいごに
「話す」ことで心が軽くなり、「書く」ことで自分を深く知れる。
この2つのステップを通して、少しずつでも前に進める気がしています。
子どもたちにとっても、“自分の思いを言葉にすること”は、これからどんどん大切になってくるはず。
まずは親である私が、日々の中で実践しながら、一緒に育てていけたらいいなと思います。
夜の静かな時間に、今日のこと、感じたことを少しだけペンを持って書いてみる。
そんなひとときが、明日を軽やかにするヒントになるかもしれません。
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