こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は久しぶりに読んで涙が出た小説『そして、バトンは渡された』についてです。
小説『そして、バトンは渡された』
『そして、バトンは渡された』(瀬尾まいこ)は、血の繋がらない親の間を「リレー」された女の子の成長物語です。
主人公の優子は、3人の父、2人の母、と親が変わり、3回も苗字が変わるという複雑な環境で過ごしています。
でも、どの親にも愛されて育った結果、幸せにそして強く生きていく…というストーリーです。
2019年に本屋大賞を受賞した人気作品で、
2021年には、永野芽郁さん主演で映画化されています。
自分より大事なものがある、という幸せ
「血も繋がっていない子どものお世話なんてできない。」
「どんどん血の繋がらない大人が子どもを育てていくなんて、現実的じゃない。」
そんな感想も目にします。
私も、血の繋がらない子どもを養子として育てる…ほど高尚な人間ではなく、想像つきません。
血の繋がる我が子だからこそ、今ここまで尽くせているとも思います。
でも、森宮さん(主人公の現在の父親)のこのセリフには涙が出るほどに、共感しました。
自分じゃない誰かのために毎日を費やすのって、こんなに意味をもたらしてくれるものなんだって知った
自分より大事なものがあることが幸せだし、自分のためにはできないことも子どものためならできる
子どもを産む前、私にはやりたいことなんてほとんどありませんでした。
仕事をして、お給料をもらって、好きな旅行に出かける…それができればいいや、という体たらくでした。
もちろん、自分がどんな人生を送りたいか、真剣に考えたこともありませんでした。
『世の中のために、〇〇したい』
そんな夢を持って生きている人はマボロシだと思っていたくらいです笑
ですが、子どもを産んで私の人生は変わりました。
「子どもに幸せになってほしい」
「そのために、私にできることはなんでもしてあげたい」
そんな気持ちがエネルギーになって、人生が180度変わったような気がします。
「子ども達の未来のために、少しでも社会をよくしたい」
今では、そんな気持ちを持てる自分にまで成長できています。
子ども達のために、という気持ちから、試行錯誤を続けていたら、
習慣が変わり、人格まで変わってきたように感じています。
まさにウィリアム・ジェームズの言葉通りです。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
私にとって、『心』が変わるきっかけが、子育てだったのです。
さいごに
誰かのために毎日を費やす
今の私にとってその誰かは「子どもたち」です。
まだまだ手のかかる子ども達に、いっぱいいっぱいになっています。
子育ては決して楽ではない。
でも、自分のためだけに生きてきた今までよりも、今の方が断然幸せです!!
誰かのために頑張れる人生はエネルギーが何倍にも膨れ上がるような気がしています。
そんな毎日に感謝しながら、これからも頑張っていきたい
主人公の血のつながらない親たちの愛に触れて、決意を新たにしたのでした。
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