こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日はクリスマスの可愛い絵本『わたし クリスマスツリー』の原画展に行ったお話を。
はじめに
銀座通りの三越の向かい側に立つ、老舗本屋さん。
教文館。
現在、9階のナルニア国(子どもの本エリア)で絵本『わたし クリスマスツリー』原画展が開催されています。
クリスマスマーケット目当てで教文館に行った日に、9階で開催されている原画展にも行ってきました!
↓教文館のクリスマスマーケットについては、こちらをどうぞ!
絵本『わたし クリスマスツリー』のご紹介
絵本『わたし クリスマスツリー』は、1990年に初版発行された絵本です。
文字数多めで、漢字(ふりがな付き)もあったりで、4,5歳以上向けの本かな?と思います。
『100万回生きたねこ』の作者として有名な絵本作家でエッセイストの佐野洋子さんが描いています。
絵本『100万回生きたねこ』と言えば、ちょうど1年前に井上真央さんと佐藤健さんがやってたドラマ『100万回言えばよかった』にも登場していましたね!!
絵本『わたし クリスマスツリー』のあらすじ
絵本『わたし クリスマスツリー』のあらすじはざっくりとこんな感じです。
(ネタバレしたくない方は読み飛ばしてください)
ぞうきばやしに立っている1本のもみの木。
いつかきれいな町で、クリスマスツリーになりたいと夢見ています。
他のもみの木が町へ送られていく中で、このクリスマスツリーは選ばれることはありませんでした。
そこで、クリスマスツリー自ら、根っこを土から引き抜き、走り出すのです。
『わたしはクリスマスツリーになるの。』
その想いは叶わず、泣きながら元の場所に帰ってくるもみの木。
ですが、森の仲間たちに飾り付けられ、綺麗なクリスマスツリーに変身して、めでたしめでたし、です。
びっくりしませんか?
クリスマスツリーが根っこを引き抜き、走るんですよ?
姫ちゃんもびっくりしていたようでした!
私がこの絵本を読み始めた序盤には、もみの木は伐採されたくないけど、仕方なく町に連れていかれてく…そんなお話かな、なんて想像していたのですが…
見事に期待を裏切られる展開で、もみの木が走るシーンがとても印象的です。
擬人化されたもみの木にいつの間にか感情移入してしまう…そんな絵本です。
絵本『わたし クリスマスツリー』の原画展
絵本『わたし クリスマスツリー』の原画展では、ナルニアホールにて原画全点が展示されています。
原画は水彩画で描かれているんですよね。
実際に原画を目の前にすると、絵本で見るのとは少し異なる印象。
やさしくて、やわらかくて、美しい色合いの絵です。
これは実際に見てみないとわからないと思います。
また、目を凝らしてみると、鉛筆で書いたあとまで確認することができ、作者が実際に書いている姿がありありと伝わってくるかのようです。
原画以外にも、佐野洋子さんが実際に使用していた仕事道具(水彩絵の具やペン等)も展示されていました。
また、この絵本が出版されるまでのお話が紹介されていたり、見どころ盛りだくさんです。
展示会の外では、佐野洋子さんの出版された絵本やエッセイ集も販売されていました。
さいごに
『わたし クリスマスツリー』原画展は、2023/12/25までの10時~19時の間、開催されています。
↓ランキングに参加しています。応援していただけると嬉しいです♪
にほんブログ村
コメント