こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は、最近読んだ本『海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか』をご紹介したいと思います。
『海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか』(加藤紀子)
この本では、日本で小・中・高と教育を受け、海外の大学へと進学した10名の英語学習の秘訣が紹介されています。
高校まで日本語で日本の教育を受けながら、そこまで英語力を伸ばして海外の大学に進学した人。
少なくとも私の周りにはいません。
帰国子女で英語がペラペラという人はいましたけどね。
そして、我が家の子ども達も、今後海外に住んで、海外で教育を受ける予定もありません。
(夫も私も、今のキャリアでは海外で働く予定もないので…)
そんな中、ゆるりとおうち英語は続けているのですが、日本で住みながら英語力を身に着けた人ってどんな人なんだろう?という好奇心から、本書を手にとったのです。
ちなみに、こちらの本は、Audibleを利用している方は無料で聴くことができます。
日本にいながら高い英語力を身に着ける8つの秘訣
日本で小・中・高と教育を受け、海外の大学へと進学した10名の話を聞いて、著者が見出した共通項が8つあります。
幼児期の今できること(①、②、⑧)
本書に登場する10名は、意外なことに「中学のABCからスタート」というケースが大半。
実際の英語勉強法は、子ども達が中学高校生になった時にためになる情報です。
しかし、①記憶に残る「英語は楽しい」という経験、②「英語は欠かせないもの」と感じる環境、⑧やり抜く力(GRIT)については、幼児期の今から、親のちょっとした心がけで対策できることかと思います。
英語塾「J PREP」の代表である斎藤淳氏もダイヤモンドオンラインの記事で、「子どもの見よう見まねで覚えた英語というのは、結局のところ、『子どもレベルの英語』である。そのままでは社会には適用しない」といい、英語教育を長期的な目線で捉えれば、一定の知性に裏打ちされた「大人の英語」をマスターすることが大切だと語っています。
『海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか』P.84
いつか子ども達が自分たちの意志と力で、「大人の英語」をマスターしないといけない。
幼児期の今、親としてできることは、子ども達に英語をいつか本人が必要と思ったときの助けになる基盤作りなのだと思います。
英語を身近なものにして、楽しむことができる環境作り。
英語を通じて広がる楽しい世界に触れさせてあげること。
そして、自力で英語を勉強するために必要となるやり抜く力(GRIT)を身に着けさせること。
そんな信念をぶれずに持ち、焦って幼児英語の成果を求めるようなこと(本人が求めていないのに英検受験する等)はしないと心に決めました。
我が家のゆるおうち英語の目的を考え直す
私が子ども達を育てるうえで英語を重視している理由は「選択肢を広げてあげたい」と思ったからです。
将来、子ども本人が英語は必要ないから勉強しないと思う時がきたら、その意思を尊重するつもりです。
そのために、お金や負荷はかけすぎずに、ゆるおうち英語を取り入れています。
でも、英語が少しできるだけで、活動できる場所が増えるので、可能性や選択肢が広がるのは確かだと思います。
もし子ども達が海外に行って、英語で何かを学びたいと思う日がきたら、その時は全力で後押ししたいです!
とはいえ、本書にこんな記載が…。。
海外大学進学の一番のボトルネックとなるのは「お金」です。中でもアメリカの大学の学費は高騰しており、年間授業料は平均3万5331ドル(495万年)にものぼります。
これに加えて、寮費や食費、医療保険、往復の交通費なども必要なため、少なくとも4年間で約3,000万円ほどの負担となります。
『海外の大学に進学した人たちはどう英語を学んだのか』P.175
ひーーー。
留学費用ってこんなに高額なんですね。
- 仕事は辞めずに、働き続けること
子どもの見つけたやりたいことを叶えるためには、今のうちからお金を貯めるため。
- 情報収集は欠かさず、サポートすること
奨学金制度等を利用する等、費用を抑える方法を探すため。
とりあえず、この2点は、親として頑張って行こうと思います!
さいごに
多様性といわれる時代に大事なのは『自分基準』であることです。
日本で日本の教育を受けて生きてきたというアイデンティティを大事に。
その個性を活かして、どんな場所でも、柔軟に生きていける、そんな子どもに育ってほしいなと願っています。
子ども達の将来が可能性に満ちたものとなっていますように!!
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