こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。
「欲しいけど、いらない」――そんな言葉に込められた子どもの葛藤に、どう向き合うか悩んだ日。
優しさと素直さ、そして“わがまま”の線引き。
家族で食べた一つのシュークリームが、娘の心の成長を教えてくれました。
意地をはる娘との攻防
パパが出社の帰りに、美味しそうなシュークリームを買ってきてくれた日。

夜ご飯全部食べない子は、シュークリーム食べられないよ。
私がそういうと、姫ちゃんはあっさり一言。

じゃあ、いらない。

えっ、いいの?姫ちゃんの大好きなチョコレートのシュークリームだよ?
そう言っても首を横に振って、そのまま泣きながらご飯を食べ始めました。

ご飯は全部食べるけど、シュークリームはいらないもん!
完全に意地を張ってしまった姫ちゃん。

じゃあ、パパとママと太郎くんと3人で食べるね。
そう言いながらその場を収めましたが…。
いざシュークリームを目の前にすると、姫ちゃんは大号泣。

欲しいのに、欲しくないなんて言っちゃったら損するだけだよ。食べたいの?
そう声をかけると、姫ちゃんは涙をポロポロこぼしながら、小さくうなずきました。
ちょっとしたいざこざはありましたが…
家族みんなで美味しくシュークリームを食べることができて、よかったです。
その日の夜の娘との会話
夜寝る前、布団の中でお話していたときに、姫ちゃんに伝えました。

意地を張るより、素直になった方がいいよ。欲しいものは『欲しい』って言っていいんだよ。
すると姫ちゃんは、

でも、わがまま言うのよくないでしょ?姫ちゃん、困らせたくないもん。
と返してきたのです。
この言葉には、私もドキッ。
あぁ、5歳なりに“素直”と“わがまま”の違いを考えていたんだな…と驚きました。
(まあ、この日の姫ちゃんは、単純に意地を張ってただけだと思うんですけどね。笑)
私は、ざっくりこんなことを答えたのでした。
素直とわがままの違いは、“相手のことをどれくらい考えて言ってるか”だと思うよ。
自分の気持ちを伝えるときに、相手がどう感じるかをちゃんと考えて、
“この人ならきっと受け止めてくれる”って思って言うなら、それは素直なこと。
今回みたいに、シュークリーム食べたいって言っても、パパもママも全然困らないよ。
むしろ、せっかく買ってきたんだから、食べてほしいって思ってたよ。
わがままを我慢できる姫ちゃんはとても素敵。
でもね、時には『こうしたい』『困ってる』って本音を出すことも、とっても大事。
優しい姫ちゃんが、自分のことだけじゃなくて相手のことも考えながら言ったことなら、きっと共感してくれる人も、助けてくれる人もいると思うよ。
さいごに
私の言葉がどれだけ伝わったかは分かりません。
でも、弟にもよく譲ってあげる優しい姫ちゃんだからこそ、
これからは“かわいくおねだりする力”も、身につけてほしいなと思いました。
そして、「意地を張ってもいいことないよ」という、私が本当に伝えたかったことも、
いつか自然と分かってくれる日がくるはず。
そんなことを願いながら、娘の寝顔を見つめた夜でした。
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