ディズニー映画シンデレラの実写版とアニメ版の比較をして考えたこと

映画

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は、ディズニープリンセスの1番の王道、シンデレラについてお話したいと思います。

はじめに

みなさんは、ディズニー映画のシンデレラを観たことがありますか?

東京ディズニーランドの中心にはシンデレラ城があり、シンデレラは女の子憧れの王道プリンセスです!

ディズニー映画『シンデレラ』の原作は、シャルル・ペローの童話であり、ストーリーを知っている方は多いと思います。
ひたむきに頑張る少女が、妖精によって美しく変身し、王子様に見初められて、お姫様になるお話です。

でも、映画を観たことがある方は意外と少ないのではないでしょうか??

実は、私は姫ちゃんがプリンセスに興味を持つまで、映画を観たことはありませんでした。

我が家の姫ちゃんは3歳頃からディズニープリンセスブームとなり、映画シンデレラを何度も何度も繰り返し観ています。

シンデレラの映画には、アニメ版(1950年公開)、実写版(2015年公開)があり、プリンセスが大好きな姫ちゃんの影響で、私も両方を鑑賞したのですが、この2つの映画に登場するシンデレラの印象があまりにも違っていて驚きました。

どうして、同じ話の2つの映画の主人公シンデレラの印象がこんなに違うと感じるのか、検証をしてみました。


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アニメ版シンデレラ

初めて姫ちゃんとアニメ版のシンデレラを観た日の感想を一言でいうと…
『あれ?なんか思ってたのと違う!!』でした。

私は、可憐で健気でかわいそうなシンデレラ…というイメージを抱いていたのですが、
映画に出てくるシンデレラは、負けん気が強い印象です。

  • 想像より、表情がきつく感じる

例えば、シンデレラが朝目が覚めて、ねずみのお友達に向かって名曲『夢はひそかに』”いつか夢はいつか叶う~♪”(The dream that I wish will come true~♪)と歌うシーン。

途中でお城の鐘がなるのですが、シンデレラはお城をにらみつけるような顔で言います。

“うるさい時計ね。意地悪だわ。わかってる。起きるわよ。一日の始まりね。時計まで威張ってる。”
(Oh,that clock. Old killjoy. I hear you. Come on, get up, you say. Time to start another day. Even he orders me around.)

私のイメージの中のシンデレラは、こんな強気でイラっとしている表情をしないなぁ、なんて思ってしまいました。

  • 意外としたたか

例えば、王子様が結婚したいと願うガラスの靴にぴったり合う女性を探すため、お城から使いが家にやってきたシーン。

シンデレラは継母に屋根裏部屋に閉じ込められてしまうのですが、動物たちのヘルプもあり、自ら屋根裏部屋を脱出し、名乗り出る積極さを見せます。

“大公様。待って。私にも履かせてください。”
(Your Grace, please,wait. May I try it on?)

そして、継母の策略で、ガラスの靴が割れてしまった後には、自ら持っていたガラスの靴を持ち出し、王子様が探しているのは自分だとアピールして、めでたくゴールインとなるのです。

シンデレラが自らしゃしゃりでる図々しさに違和感を感じてしまいました。

信じていれば夢は叶うのよ、というシンデレラの信念があまりにも強すぎて、シンデレラに強情な印象を感じられたのかもしれません。

いろいろと言ってしまいましたが、ただ私の抱いていたシンデレラのイメージと違っていてびっくりしただけであり、シンデレラが魅力的なプリンセスであることは間違いありません。

シンデレラは自分の夢をかなえるために、はっきりと意志を伝えて、自分で道を切り開く強さを持っているということなんだと思います。幸せになるためには、助けてくれる王子様を待っているだけではダメだということですね!

そんなところにウォルトディズニーからのメッセージを感じます。

実写版シンデレラ

一方で、実写版シンデレラは、健気でひたむきな印象で表現されているように感じます。
継母や義姉に意地悪され、使用人のように扱われ、酷い仕打ちにされても、そんな辛い日々を懸命に耐えながら前向きに頑張る姿が印象的です。

控えめで、優しく、美しい。
まさに、私が抱いていたイメージ通りのシンデレラでした。

実写版シンデレラには、幼少期のシーンも描かれており、実母も登場します。

その実母からの教えがこの映画のキーとなっています。
”勇気とやさしさを持つこと(Have courage and be kind)”

シンデレラは、辛いことがあった時には実母のこの言葉をつぶやき、自分を奮い立たせる、そんなシーンが至る所で描かれています。

そんなシンデレラに感情移入してしまうシーンが多く、どこか応援したくなるような気持ちにさせてくれます。

さいごに

映画版、実写版、どちらのシンデレラも魅力的です。

強い気持ちで、はっきりと意志を伝えて、自分で道を切り出す力を持つアニメ版のシンデレラ。

優しい気持ちを持ち、ひたむきに生き続けることで、周りからの応援を自然と引き寄せる力を持つ実写版のシンデレラ。

アニメ版実写版両方のシンデレラのプリンセス要素を見習って、毎日が夢あふれるものになると素敵ですね!

”勇気とやさしさを持つこと(Have courage and be kind)”
わたしもこの言葉を胸に、人生の試練を乗り切り、楽しい毎日を送りたいです!

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