絵本『イライラのあらし』で育む!親子のセルフコントロール力

絵本

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。

今日は、絵本『イライラのあらし』を読んで、子どもと感情のセルフコントロールについて学んだ話をしたいと思います。

絵本『イライラのあらし』(ルイーズ グレッグ)

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葉っぱが主人公の男の子・エドの顔にはりついたことをきっかけに、どんどんイライラが膨らんでいきます。

そのイライラを落ち葉を掃くことにぶつけていくのですが、掃いても掃いてもイライラはおさまりません。

イライラという感情の正体、イライラと上手に向き合う方法を優しく教えてくれる一冊です。

イライラってなあに?

この絵本のタイトルを娘に読んだとき、彼女がこんな質問をしてきました。

イライラってなあに?

気に入らないことがあって、怒っている状態のことかな?


そう答えましたが、せっかくなので辞書を引いて調べることに。

気があせって、じれったがる。

ドラえもんはじめての国語辞典(第2版)

辞書を読んでも、娘はあまりしっくりきていない様子です。

その時、私はハッと気づきました。

娘はまだ、自分の感情を表現するための言葉を十分に持っていないのだ、と。

おしゃべりが上手になってきた娘に、最近は意識して新しい言葉を教えることを忘れていたかもしれません。

でも、まだ5歳です。

感情を表現できないって、子どもにとってはとてもつらいことなんだと改めて感じました。


子どものイライラの正体

癇癪(かんしゃく)を起こす子どもの姿を見て、「なんでそんなに怒っているんだろう」と理由を考えることはありますよね。

  • できなくて悔しい
  • 相手にしてもらえなくてつまらない
  • おもちゃを取られて悲しい

確かに、こうした状況が理由になっていることもあります。

でも、それ以上に 「その気持ちをうまく言葉にできないこと」 自体が子どもにとってのストレスなのではないでしょうか。

自分の思いを表現できずに、感情があふれ出してしまう。

これが、子どもたちの癇癪やイライラの根本的な原因なのかもしれません。


親としての発見

ふと思い返してみると、私は子どもの前で「イライラする」という言葉を使った記憶がほとんどありません。

普段からマイナスの言葉を控えるように気をつけているのもありますが、「イライラする」や「ムカつく」という表現自体、私の中であまり意識されていないように思います。

けれども、子どもにとっては、こうした「マイナスの感情に名前をつけること」も必要なステップなのだと気づきました。

イライラは誰にでもある感情です。

それをどう乗り越えるのか、どう気持ちを落ち着けるのか。

そんな「感情の対処法」を親子で一緒に学んでいけたらいいなと思うようになりました。


イライラを解消する方法

この絵本は、イライラしたときにどう気持ちを落ち着ければ良いのか、優しく教えてくれます。

  • 空を見上げてみる
  • 楽しいことに目を向ける

イライラに思考をフォーカスすると、どんどん気持ちが膨らみ、ストレスが増してしまいますよね。

そんなときに「発想の転換」をすることが大切だと、この絵本は教えてくれます。

娘も私も、イライラの感情に振り回されるのではなく、うまく付き合い、落ち着かせる方法を学ぶことができました。


親子で成長するために

5歳になった娘とは、最近姉妹のようにおしゃべりすることが増え、楽しい日々を過ごしています。

娘はもう赤ちゃんではなく、感情のセルフコントロールという大人でも難しい課題に取り組む準備が始まったのだなと、その成長に驚きを感じます。

「できなくて悔しい」「嫌だと思う気持ちが伝わらない」――そんなマイナスの感情とどう向き合い、克服していくのか。

これまでの「お世話中心の育児」から、「心の成長を支える子育て」へと変化しているように感じ、子育てのレベルが一段階上がった気がしています。

これからも親子で一緒に考え、成長していけるような日々を大切にしていきたいと思います。

さいごに

今回の絵本:『イライラのあらし』

子どもの感情教育やセルフコントロールの第一歩として、親子で読んでみるのにおすすめの一冊です。

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