こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎を育てながら、ワーキングマザーをしています。
姫ちゃん(4歳)が通っている保育園のルールについて考えてみました。
保育園ルール「上履きは白色のもの」
姫ちゃんは年少さん(3歳児クラス)になり、保育園で上履きを履くようになりました。
保育園では、「上履きは白い無地のもの」というルールがあります。
統一感を出すため等という理由もあるのかもしれません。
しかし私は、メインの目的は、お友達とのトラブルを避けるためにではないかと解釈しています。
同様の理由で、キーホルダー等も禁止されているので。
上履きを買いに行った日のこと
先日、上履きのサイズがキツくなったので、姫ちゃんと西松屋に買いに行きました。
西松屋の上履きコーナーは、真っ白の上靴以外にも、子どもたちが大好きなキャラクターがワンポイントで描かれて、つま先部分に色がついているものがありました。
「ひめちゃんエルサのうわぐつがいいー!」
お迎え時に、可愛い上履きを履いている子が数人いることを知っていた私は、予想通りの姫ちゃんの一言に、そうだよねぇと思いつつも答えました。
「保育園でね、決まってるんだよ。白い上履きにしましょうって。」
姫ちゃんも引き下がりません。
「でもね、〇〇ちゃんはこのプリンセスのはいてるんだよ。」
「そっかぁ。うらやましいなぁって思った?でもね、もし他のお友達が姫ちゃんのエルサの上履き見たら、いいなぁって思っちゃうかもしれない。ケンカになっちゃうかもしれない。だから、ママは白い上履きがいいと思うんだ。」
「わかった。」
と小声で納得してくれたものの、がっくりした後ろ姿が、忘れられません。
あそこでいいよ、と言ってあげるべきだったのか…ずっと心に残って引っかかっていました。
心のモヤモヤが消えた工藤勇一先生のお言葉
それから何日か経ち、たまたま読んだ本で、心のモヤモヤが消えたのでご紹介します。
それが、工藤勇一さんの著書『麹町中校長が教える 子どもが生きる力をつけるために親ができること』です。
14章「なんでもかんでも叱らない」にこんな記載があります。
麹町中では、生徒に対して服装の注意は一切しません。
服装の乱れは心の乱れ等とよく言われますが、その概念自体がないのです。
服装、頭髪は国や文化によって変わりますし…(中略)、大した問題ではないからです。(中略)
叱る内容に優先順位があるのです。
家庭でも同様に、優先順位が低いのであれば、過剰に口を出す必要はないと思います。何を優先に叱るかは、各家庭によって異なるでしょう。
今後、子どもが成長するにつれて、校則等いろんな問題が出てくるでしょう。
工藤先生の言うとおり、服装なんて何でも良いのかもしれません。
でも、保育園児は、自分の気持ちを言葉で表現することすらまだ完璧にできません。
そんな幼児が親元を離れて集団行動する場所(保育園)で、トラブルをなるべく未然に防ぐことができるのであれば、それを優先したいと私は考えました。
理由があって、親として考えて出した決断です。
なので、あの時、少し姫ちゃんに厳しく接した行動に間違いはなかったと思えるようになったのです。
今後子どもがもう少し大きくなって、自分の行動にもう少し責任を持てるようになってきたら、工藤先生の言うように、服装なんかは自分で好きに考えれば良いことだと、伝えてあげたいなと思っています。
姫ちゃんとの会話でずっと引きずっていたモヤモヤを解決してくれた工藤先生の著書。
幼児にはまだ早い部分もありますが、子育ての本質のようなものを教えてくれる本です。
興味のある方は、ぜひ手にとってみてください。
さいごに
これからも、子どもを育てるうえで悩みはたくさん出てくると思います。
『どんな時も、親が真剣に考えて家庭のルールを作り、ぶれずに子どもと接する。』
それさえ守っていれば、子どもにも我が家の信念が伝わり、自分の頭で考えていける子に育っていけるのではないかなと信じています。
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