こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。
モネ展に行ってきました
先日、念願のモネ展『モネ 水連のとき』に行ってきました。
絵画を通してモネが見た世界に触れる中で、いくつもの感動がありました。
その中でも特に印象に残ったことを2つご紹介します。
① 鮮やかな色の調和
モネの絵を見ていると、まるで彼の目を通して世界を眺めているような気分になりました。
水面に反射する空や雲、そして全てが一体となるような色の重なり。
その鮮やかな色彩の調和に、心を奪われました。
一方で、晩年のモネは白内障を患い、色を感じるのが難しくなったと言われています。
その時期に描かれた絵(第4章 交響する色彩)は、茶色や黒といった暗い色が多く、彼の苦しみが伝わってくるようでした。
見るだけで胸が締め付けられるような感覚になります。
私自身、歳を重ねるにつれて洋服も黒を選ぶことが増えましたが、やはり明るい色を取り入れると気持ちまで明るくなるものです。
夜の風景ですら、モネの絵の中では真っ黒ではなく、月明かりで反射する緑がピンクに輝いて見えます。
「私の世界にも、もっと私らしい色を取り入れたい。」
モネの絵を見て、そんな気持ちが湧いてきました。
② フランスへの憧れと日本の庭
モネは浮世絵のコレクターとしても知られています。
彼の庭には日本の橋が架かっており、その美しさはモネ自身が大いに魅了された証と言えるでしょう。
私にもフランスへの憧れがあります。
おしゃれで洗練されたその国に、いつか訪れてみたいという思いは消えません。
しかし、美しいものを見続けたモネが、日本の庭や浮世絵に惹かれた事実には心を打たれます。
彼は朝3時半に起床しては、同じ風景を時間帯ごとに描いたそうです。
早朝の光と大気の微妙な変化にしたがい、何点ものカンヴァスを並行して手掛けた作品。
朝日が昇る時間帯の世界の色は、こんなにも美しいのだよ、とモネが優しく教えてくれているようです。
そのひたむきな姿勢に触れると、私ももっと目の前にある日本の美しさを大切にし、じっくり向き合ってみようと思いました。
おわりに
モネ展は、現在とても人気があり、土日は時間指定券が必要です。
私は平日の開館直後に訪れましたが、比較的スムーズに入館して鑑賞することができました。
忙しい年末年始が過ぎた今だからこそ、美しい色彩の世界に浸り、自分の心と向き合うひとときを過ごしてみませんか?
きっと、自分の想像していなかった心の声を聞けると思います。
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