忙しい日々に一息を――モネ展で心と向き合う

ママのリフレッシュ

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(5歳、3歳)を育てながら、ワーキングマザーとして日々奮闘しています。

モネ展に行ってきました

先日、念願のモネ展『モネ 水連のとき』に行ってきました。

住所  :国立西洋美術館(JR上野駅公園口から徒歩1分程度)
開催期間:2024.10.5(土)~2025.2.11(火・祝)
開館時間:9:30~17:30、金曜・土曜は21時まで(入館は閉館の30分前まで)
休館日 :月曜日、1.14(火)
     (ただし、1月13日[月・祝]、 2月10日[月]、2月11日[火・祝]は開館)
料金  :一般2,000円/大学生1,800円/中高生1,600円/小学生1,000円/未就学児無料

絵画を通してモネが見た世界に触れる中で、いくつもの感動がありました。

その中でも特に印象に残ったことを2つご紹介します。

① 鮮やかな色の調和

モネの絵を見ていると、まるで彼の目を通して世界を眺めているような気分になりました。

水面に反射する空や雲、そして全てが一体となるような色の重なり。

第3章 大装飾画への道 no.11《水連》 1916-1919年頃

その鮮やかな色彩の調和に、心を奪われました。

一方で、晩年のモネは白内障を患い、色を感じるのが難しくなったと言われています。

その時期に描かれた絵(第4章 交響する色彩)は、茶色や黒といった暗い色が多く、彼の苦しみが伝わってくるようでした。

見るだけで胸が締め付けられるような感覚になります。

私自身、歳を重ねるにつれて洋服も黒を選ぶことが増えましたが、やはり明るい色を取り入れると気持ちまで明るくなるものです。

夜の風景ですら、モネの絵の中では真っ黒ではなく、月明かりで反射する緑がピンクに輝いて見えます。

私の世界にも、もっと私らしい色を取り入れたい。

モネの絵を見て、そんな気持ちが湧いてきました。

② フランスへの憧れと日本の庭

モネは浮世絵のコレクターとしても知られています。

彼の庭には日本の橋が架かっており、その美しさはモネ自身が大いに魅了された証と言えるでしょう。

私にもフランスへの憧れがあります。

おしゃれで洗練されたその国に、いつか訪れてみたいという思いは消えません。

しかし、美しいものを見続けたモネが、日本の庭や浮世絵に惹かれた事実には心を打たれます。

彼は朝3時半に起床しては、同じ風景を時間帯ごとに描いたそうです。

早朝の光と大気の微妙な変化にしたがい、何点ものカンヴァスを並行して手掛けた作品。

朝日が昇る時間帯の世界の色は、こんなにも美しいのだよ、とモネが優しく教えてくれているようです。

そのひたむきな姿勢に触れると、私ももっと目の前にある日本の美しさを大切にし、じっくり向き合ってみようと思いました。

おわりに

モネ展は、現在とても人気があり、土日は時間指定券が必要です。

私は平日の開館直後に訪れましたが、比較的スムーズに入館して鑑賞することができました。

忙しい年末年始が過ぎた今だからこそ、美しい色彩の世界に浸り、自分の心と向き合うひとときを過ごしてみませんか?

きっと、自分の想像していなかった心の声を聞けると思います。

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