こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。
2024年2月のママの息抜きデー。
上野の東京都美術館で開催されている『印象派 モネからアメリカへ』に行ってきました。
美術展『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』
『印象派』って言葉、聞いたことあるけど、何のことかわからない。
そんなアート素人の私ですが、美術展『印象派 モネからアメリカへ』に行ってきました。
アメリカ・ボストン近郊にあるウスター美術館から、印象派の作品が来日。
有名なモネ、ルノワールなどフランスの印象派に加え、アメリカ印象派の魅力に触れることができます。
印象派の絵で表現される優しい色
どうやったらこんな色が出せるのだろう?
印象派の絵を見て、最も感動したのはその”色”です。
どの絵も、光を表現している色が美しく、優しい色です。
太陽に照らされた雲の色が、薄いピンクで描かれています。
私は空を見て、雲の色がピンク色だと感じたことはありませんでした。
ピンクといえば”女の子が好きな映える色”というイメージ。
『映え』と聞くと途端に品がなくなり軽いイメージとなってしまうような気もしますが、
ピンクは、自然から作りだされる色だったのだと気付かされます。
『印象派』の絵から考えた、理想の子育て
アート素人の私は、美術館に行くと必ず音声ガイドを利用しています。
音声ガイドの最後に、こんなナレーションがありました。
(記憶ベースですので、一部正確でない部分もあります。)
ピンク、黄色、青紫。
反射する光の印象が美しいこと。
記憶や先入観にとらわれず、純粋に世界を見ることができたら、そのとき、自然はどんな多彩な輝きを見せてくれるだろう。
『純粋に世界を見る』ことは、きっと私たち大人よりも子ども達の方が得意です。
大人にはない感受性で、世界を見ることができると思います。
そんな子ども達に、
自然の色をたくさん見せてあげたい
肌で五感で感じてもらいたい
と強く思ったのです。
純粋な心を持っている幼少期の今がチャンスなのです。
印象派の画家たちが、田舎の田園風景を求めて風景画を描き始めたことからも、
どんなに便利な生活ができたとしても、
人間は、自然の美しさに魅了されて、自然を求めることになるのではないかと思います。
私は田舎育ちなので、田舎の不便さも十分に理解しています。
でも便利なマンション生活を送ることが本当に幸せなのか、
考えさせられた1日となりました。
さいごに
美術館を出て、私にも自然の色を感じられるかな、と空を見上げると、この日は快晴。
冬の澄んだ青空です。
日中の太陽の光が眩しい時間帯だったこともあり、
残念ながら、印象派で観たピンクを探すことはできませんでした。
ところが、その日の夕方、ふと空を見ると、印象派の絵に近い雲の色を少し見れた気がしたのです。
これから、子ども達の力を借りながら、
純粋な気持ちで世界を見て、自然の色を探していきたいなと思っています。
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