のとじま水族館のジンベエザメ

エッセイ(子育て)

こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎(4歳、2歳)を育てながら、ワーキングマザーをしています。

今日は、令和6年能登半島地震の影響で亡くなった、のとじま水族館のジンベエザメのお話を。

はじめに

我が家の子ども達はジンベエザメが大好きです。

きっかけはディズニー映画『Finding Dory』に登場するDestiny(デステニー)だったと思います。

昨年は、念願叶って大阪の海遊館でジンベエザメに会うことができました!!

↓詳細は過去記事をどうぞ!

のとじま水族館のジンベエザメ

のとじま臨海公園水族館をご存じですか?

能登半島にある石川県唯一の水族館で、能登半島近海に生息、回遊している魚を中心に飼育・展示がされています。

そこに2頭のジンベエザメがいたのですが、元旦の能登半島地震の影響で、2頭とも亡くなってしまいました。

循環ポンプが水没、ろ過設備が停止し、水質悪化したことが要因なんだそうです。

娘にジンベエザメの死亡ニュースを伝えると…

ジンベエザメ死亡のニュースを姫ちゃんに伝えたところ…悲しくなって泣いてしまいました。

しばらくして、姫ちゃんが水族館トラックのトミカ(マクドナルドのおもちゃ)を持ってやってきました。

このトラックでたすけてあげることはできなかったのかなぁ??

調べてみると、ジンベエザメのような大きな魚を入れられる大型水槽を備えた水族館トラックは、実際には存在しないということがわかりました。

例えば、沖縄のちゅら海水族館にジンベエザメがやってきたときには、大型トレーラーの荷台に専用のシートを張り、海水を入れて簡単な水槽の様にした車両で輸送したそうです。

ジンベエザメにとって、長距離移動はかなり負担となります。

そのため、港から水族館までの間の短距離だけをトラックで移動したそうです。

ジンベエザメくらい大きい魚だと、運ぶのも大変で、なかなか助けてあげられなかったんだろうね。

うみにかえしてあげることはできなかったのかな?

今までずっと水族館で育ってきたから、急に海で生きていくのは難しかったんじゃないかな?それに、海の周りにいる生き物にも影響がでちゃうしね…。

それでも姫ちゃんは、やっぱり助けてあげたかったなぁ。

優しい姫ちゃんの涙を見て、私もとても考えさせられました。

我が家は動物園も水族館も大好きで、本当によく利用しています。

今まで、動物園の動物たちが狭い檻の中で同じところを行ったり来たりして歩いているところ(ストレスで起こる異常行動)を見て、自由な生活ができずにかわいそうだなと思うことはありました。

でも、地震の影響で、こんな二次災害のような形で、動物たちの命を奪ってしまう可能性があることを知り、正直驚きました。

と同時に、動物園や水族館で、私たちに姿を見せてくれる生き物たちにもっと感謝しないといけないなと思ったのです。

地球で共存している生き物の姿を実際に見る体験は、特に子ども達の成長を考えると、必要なものであると思っています。

五感を通じて生き物を知ることは、映像や本では味わえない感動につながります。

動物の生態を理解して、環境問題を考えるきっかけにもなります。

私は、動物園・水族館の存在は必要だと思っていますが、そこに住む生き物のストレスが少ない環境作り(今回のような緊急時の対応も含めて)を大切にしないといけないな、と今回の出来事で考え直したのです。

さいごに

ジンベエザメは残念ながらなくなってしまいましたが、今、全国各地の動物園などが飼育動物を預かる動きを本格化させているそうです。

カワウソ、アザラシ、イルカ等は、近くの動物園や水族館に緊急避難できています。

とりあえず自分にできることはないかと、『のとじま水族館、寄付』で検索してみたのですが、引っかからず…。

今後そんな場所を見つけたら、微力ながら応援したいと思った次第です。

子ども達のおかげで、親自身も深く考えさせてもらっているなと、改めて思いました。

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