こんにちは!せとちゃんです!
一姫二太郎を育てながら、ワーキングマザーをしています。
今日は、各社から出版されている昆虫図鑑を比較した結果についてお話したいと思います。
はじめに
週末に、家族で近所の公園に遊びに行きました。
そこで捕まえたのが、タテハチョウのなかま
【アカボシゴマダラ】というちょうちょです。
木の樹液を吸っているところを
パパが虫取り網で、さっと捕まえました。
先日学研の昆虫図鑑『昆虫 新版 (学研の図鑑LIVE(ライブ))』
を購入したという投稿をしたのですが、
その図鑑で、子どもたちと捕まえた蝶の名前を調べました。
ふと、出版社ごとの図鑑の違いを自分の目で確認したくなり、
図書館で、小学館の図鑑NEO、角川の図鑑2冊を借りてきました。
図鑑を横に並べて見てみると、
面白いほど明らかな違いがあったので、
今回はその気付きを投稿したいと思います。
3つの図鑑で【アカボシゴマダラ】を調べてみた
掲載の有無
3つのすべての図鑑に、【アカボシゴマダラ】は載っていました。
子ども達が見つけられるような、
身近な昆虫はやはり掲載されているんですね。
写真
『学研の図鑑LIVE』は、昆虫の生きたままの姿が撮影されているので、
実際に見る蝶の姿で写真が撮られています。
その他の2冊については、
標本を撮影しているため、ちょうちょが羽を広げた状態を
真上から撮影されている姿で写真が撮られています。
実際に、捕まえたちょうちょを
羽を広げた状態で上から見ることはありません。
蝶はおとなしくとまっているとき、
羽を開かないことが多いそうです。
学研の図鑑は、実物の蝶と同じ印象を受けます。
子ども達にとっても、実物と比較して、
「これだー!」と見つけやすいのは学研の図鑑のようでした。
情報量
この【アカボシゴマダラ】は海外から持ち込まれた移入亜種だそうです。
情報量については、小学館の図鑑NEOが圧倒的でした。
小学館の図鑑NEO 新版 昆虫P.127より
『近年、関東地方で見られるようになりましたが、これは、中国から人為的に持ち込まれたものと考えられています。』
この説明文とともに、奄美大島の亜種と東京都の亜種の
羽の写真が比較される形で掲載されています。
今回は、【アカボシゴマダラ】について比較したのみなので、
お断りしておきます。
情報量では、小学館の図鑑NEOが優勝でしたが、
やっぱり、学研の図鑑LIVEに掲載されている蝶の写真は
今にも飛んでいってしまいそうな自然な姿で、
見ていて美しいなと感じます。
各社の図鑑の特徴
ここで、丸山宗利さんの著書で
各社の図鑑が簡単に記載されていましたので紹介します(P.150)
小学館のNEO
御三家(小学館のNEO、講談社のMOVE、学研のLIVE)の中で
圧倒的なシェアを占める。
よりたくさんの情報が付け加えられている。
講談社のMOVE
娯楽要素がとても強く、子供たちの視覚に訴えかける構成。
KADOKAWAのGET!
世界を旅しながら、そこに生息する昆虫を見つけていくというストーリー仕立て。
おわりに
どの図鑑にも良いところはありますが、
実体験と図鑑を結び付けたい我が家にとっては、
購入した『昆虫 新版 (学研の図鑑LIVE(ライブ))』がぴったりでした。
今後、子ども達が昆虫博士になりたいという片鱗を見せたら
海外の珍しい昆虫が楽しいストーリー仕立てで載っている
KADOKAWAの『GET!角川の集める図鑑 昆虫』を購入してあげるのも
面白いかもしれないなと思いました。
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